支払いの利便性を伝える

一万円意所のものを買うとき、当然頭をよぎるのは、支払いのことである。

クレジットカードが普及したいま、一万円以上の買い物ではカードを使う人が非常に多い。私も現金があるにもかかわらず、カードを利用することが多い気がする。

手数料が店側の負担になっていることがほとんどなので、利益を圧迫するとの理由からわざとカードのことをチラシに書かない場合もあるが、それはおかしい。いまどきカードも使えない店と思われるほうが、逆に不信感を与え、お客様に警戒される。

支払いの利便性を伝えるときのポイントは大きく3つある。

・取扱いクレジットカードを明記する

クレジットカードもいろいろあるが、ただ、「クレジットカードOK」だけでは駄目である。

使用可能なカード会社をはっきり明記しなくてはいけない。各会社のロゴをそのままチラシに載せるのがもっともわかりやすいだろう。

・分割払いを訴求する

高額品であれば、分割払いができることを必ず訴求しておかねばならない。それも「分割払いOK」だけではだめで、具体的に、何回払いで、月々いくら払えばよいかを、例を挙げながらわかりやすく表現することが大事だ。

お客様の負担を事前に伝える

予想外のお金を取られた

買い物をしていて、次のような経験はないだろうか。

・家具屋でタンスを買ったら、店員に「配達費がプラスで2000円です」といわれた。売り場には何も書いていないと店員に伝えると、「カウンターには書いてありますけど」といわれ、むっときた。

・家電店で出張修理費無料と大きく歌っていたのでお願いしたら、「部品代1000円です」といわれた。無料ではないのか、の問いに対して、「修理代は無料ですが、部品代は有料です」といわれ、カチンときた。

・運送屋に見積りをしてもらい、それをもとに引っ越しをお願いしたが、当日タンスのつり上げ等があり、わずかではあるが、追加料金を要求された。そのことを運転手にいうと、「見積りした人間が悪いんです」と平気でいう。こんな会社には2度と引っ越しを頼みたくない。

・エアコンを初めて買ったが、工事代がかかることを知らず、設置の日に工事業者から「工事費15000円いただきます」といわれた。そんなことは言われていないし、知らないと伝えると、向こうが逆に怒り出した。販売店の人が最初から言ってくれれば問題はなかったのに。

お金がかかることははっきり明示

代金を巡るトラブルには様々なものがあるが、その一番の原因はお客様がお金を払う前にその負担を伝えていなかったことにある。もちろん接客時に現場で説明することが一番大事ではあるが、念を入れてチラシにもそのことを打ち込んでおく。些細なことであっても、チラシ上に明記することにより、さらにオッ客様の信頼を勝ち取っていくのである。

そのためには、「消費税」「配送料」「修理費」「設置費」「工事費」などが必要だ。

もちろんこれらが無料、あるいは込々の場合はそれをはっきり明示する。いずれにしてもお金のかかることははっきりしておく必要がある。